En el jardín

自然派菓子工房ハルディンの日々。





雪で覆われた散歩道。
昨日までと打って変わって、
穏やかで温かい空気に包まれていたからか、
動物の足跡がたくさんありました。


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普段なかなか見る機会はないのだけれど。
うちの周りには、リスや狐、
ウサギやタヌキや熊、サルなど
色々な動物がいます。


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 色々な足跡をみて、どんな動物かなって考えるのも楽しい。

 


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雪化粧をした川沿いの散策路は別世界のようでした。
しいんと静かで、でも動物たちがざわめいてる。 

曇り空の向こうから、時折垣間見える日の光との
目まぐるしく移り変わるコントラスト。

またとない一瞬を見たくて、今日も今日とて雪の中を歩いてます。 


以前、実家のレモンが豊作だったので、

米粉のレモンマフィン
を作りました!

というお話をしたのですが。



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その大量のレモンは結局我が家で消費しきれず、

オーガニックレストランや自然食のお店をやってる方や

友人知人に配りまわりました。



皆さん無農薬や無化学肥料の果物を苦心して探していらっしゃるので、

それはもう喜んでいただけて、配達したかいがあったのです。



今年は春からずーーーと工房にこもりっきりでしたから、

久々に色々な方に会えて、ついつい長話。

元気をいただいて帰ってくることが多かったです。


時にはこんなことも。



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私、虹の下をくぐるのは初めての経験でした。

郡山までの道すがら、大きい虹を三回ほどみました。

その迫力たるや、本当にそこにあるかのような、

今まで見たこともない虹。感動的でした!



さらに、FBでレモンのことを投稿したら、

高校時代の担任の先生からもご連絡がきて、

10年ぶりに会うことに。

お変わりなくチャーミングな先生で

県内に住んでいるので会おうと思えば会えるのでですが、

こういうきっかけでもないと中々再会できなかったと思うと

レモンが運んでくれたご縁に感謝です。



いつも行かないところに行き、

いつもは会わない人に会うことは

いつもと違う体験が待っているのだとしみじみ。



最近は家でじっと椅子に座って、

食のこと、お菓子のこと、

人の心や体のことなどを勉強したり、
 
今年の春に向けて色々と計画を練ることが多いので、

意識的に外にでたり、掃除を丁寧にして軽く体を動かしています。



 そうすることでリフレッシュできるし、

人と会って満足するまで話したり、体をちょっと動かしたりすると、

リフレッシュできて、また頭をつかうぞ!というやる気が出てきます。



そして、冬場はゆっくり休むということも大切なので、

あまりハードな運動はしないように気をつけています。



お正月を楽しんでついつい緩みがちな日々の生活ですが、

1月中にきっちり坦々と春に向けての準備をして、

一番寒くて体にも負担のかかる2月にむけて

心身共に余裕を持って生活を楽しめるようにしたいですね。



今年はまだ温かい日も多いですが、

そろそろ、寒さを楽しむ季節の到来です。


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あけましておめでとうございます!

世間はお正月モード一色なのですが、

今日はクリスマスの伝統菓子、

シュトレンの三回目の試作のお話です。



※前回までのシュトレン作りについて詳しくは◎こちら◎





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三回目の今回は『EVココナッツオイル』ではなく

『EVオリーブオイル』を使用しました。
 
使用したオリーブオイルは

アサクラさんの『ボルゴディサン二―ティ』。

フルーティーでくせのないオリーブオイルで

お菓子作りに向いています。



ボルゴでシュトレンを作るのは始めで、

おそらく固形化するココナッツオイルよりも作りにくいのだろうな~

と思っていたのですが、

意外や意外、さほどの違いは感じませんでした。



最後の焼成の時にちょっとダレやすいので、

ココナッツオイル使用のものよりちょっと高めに成型するか、

型に入れて焼いた方がよさそうなことぐらいですね。




レシピは前回よりも改良しましたが、

工程はほぼ変わらず。

前回より元気な米粉の発酵種のお陰か

綺麗な焼き色がつきました。





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味はココナッツオイルで作ったものよりも

スパイスやワインとの相性も良く、美味しかったです。

いつもの通り甘みも、油も控えめなので、さっぱりいただけます。



長期保存向きではないので、粉糖のコーティングはなしで、

代わりにスパイスとドライフルーツの甘みが加わった、

ドライフルーツを浸けたあとのビオワインをたっぷり表面に塗ります。



ホットワインのような美味しさ!





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これで今年のシュトーレン実験は無事終了。

来年は11月の終わりから12月の始めに皆さんにお届けできるかと思います。

次は新年のお菓子、ガレット・デ・ロアを作ろうと思います♪

 

あけましておめでとうございます。

すっきりとした晴れで迎えた朝。

いつもとは少し違った気持ちで早起きして、

家族皆でおせちをいただきました。


 

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2016年は沢山のご縁に恵まれ、多くの方に支えられ、

菓子工房ハルディンの最初の一歩を踏み出すことができました。



明るい笑顔や「おいしい。」を届けてくれるお客様と

支えてくれる家族や友人、困った時に話を聞いてくれる先輩たち

いつも美味しい食材を届けてくれる生産者の方々、

生活の隅々まで支えてくれる多くの方々に

しみじみと感謝があふれるお正月でした。


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昨年始めた『お菓子工房』と、

『過敏症やアレルギーの方のサポート』。


 

どちらも、私ができる部分で少しだけ、

目の前の人の幸せのお手伝いをして、

それで私自身も幸せになり、

自分が欲しい未来を自分の手で選んでいけることなのだろうと、



なんとなく描いていた私のビジョンは、

色々な経験を通してもずっと変わらず、

むしろ詳細になっています。



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頭の中で描いていることを少しずつ現実のものとできますように。

頂いたご縁を大切に、一歩一歩進んでいきたいと思います。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。




 

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この間作った米粉のレモンマフィン

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使用したレモンは群馬県にいる私の両親が育たものです。
今年は大量に実をつけたので、知人のレストランやパン屋さんにも販売。
一昨日はその配達にいってきました。

その時に聞かれたのです。

「レモンの木にもトゲってありますか?」

????

「さぁ~、どうですかね…?」

と答えられない私。



実はこの実家のレモン、
私がいたころにはうんともすんとも言わない、
『ただの庭にある木』だったのです。



実家を離れてから見事な実をつけるようになり、毎年冬にはレモンにはお目にかかるようになったものの、未だに実家のどこにあるのかもわからないありさまで…(笑


人様に売ったものの、現場を把握していない。
それではだめだ!

ということで早速実家に帰ってレモンの木を見てきました。



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那須から車で3時間。
群馬県、日本一暑い町の座を熊谷と争う舘林町。
そのほど近くにある小さな町にやってきました。
こちらが私の実家です。

庭に何気なしに植えてある、 2m位の大きさのレモンの木。
とてもこの木が200超のレモンの実をつけたとは思えません。

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ありました!トゲ。やっぱりあるんですね~。
調べてみると、かんきつ類はバラ科なので、基本的にトゲのあるものが多いみたいです。
果実を外敵から守るためなのでしょうね。一つ勉強になりました。 



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 畑のわきにはこれから収穫のデコポンの木も。



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 美しい実はあとちょっとで完熟です。試食しましたが、まだちょっと早いもののシャキシャキ歯ごたえが良くておいしかったです。サラダとかお料理に使うのがよさそうです。


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こちらはキンカン。食べられるのはまだ先のようです。
「去年剪定したら今年はいまいち」とのことですが、お正月にはお節料理のいろどりとして欠かせないので、頑張って実がなってくれるようにお願いしておきました。



そして、この日は祖母の91歳の誕生日でもありました
ささやかなお祝いとともに、久々の家族のだんらん。

祖母は91歳になった今でも自分のことは何でも自分でこなす、すごい人。
このあたりは気候に恵まれた地域なので、昔から農作物や山や川の幸が豊富にあって貧しいけれど食べ物は豊かにあったそうです。昔は鶏も飼っていて、お肉や卵だけではなく、骨までくだいて、お団子にして食べていたそう。まさに『一物全体』ですね。
そういう恵まれた環境で育ったこともあるけれど、今でも毎日規則正しい生活と、散歩を欠かさず、けして無理はせずに、体調管理も自分で注意深くしています。
そんな祖母だからこそ、頭も体も元気なのでしょうね。

あととっても好奇心旺盛で、近所の人のことは何でも知っています。(笑


たぶんいい時も悪い時も、あったのだと思いますが、それでもこうして90歳も生きることができるのだからすごいな~と祖母に会うと私も元気をもらいます。



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